簡単ドレスのすすめ

簡単ドレスのすすめ・・・よくいただくご質問のいくつか

Q:ゴム砥石だからすぐ減るんじゃない?

意外と思われるでしょうが、ダイワラビンは持ちがいいです。
(もちろんよく「砥石は減らないと切れない」と言われる通り、磨耗します)
ワーク状態に合った材質選定と、使用条件をうまく設定できれば研削砥石よりも長持ちすることも珍しくありません。

※ 使用条件が大きく影響します。
条件を変えただけで寿命が2倍、3倍に伸びた。また近年、長年ご利用いただいていたものがグラインダの回転数が上がったため減りが早くなった。というケースがございます。
(ゴム配合で車のタイヤはあれだけの負荷でもすぐに減ってしまわない)
持ちが良い理由を明快にお答えできませんが、論より証拠、お試し下さい。

Q:推奨条件は?

たいへん重要ですが、同時に一番難しく、答えが出しにくいご質問です。
ツール製造のメーカーとして、明快な答えができないのは片手落ちと思いますがゴム弾性という特異な特性をもつ弊社製品の場合、研削砥石や切削工具の研削・切削理論の公式、理論値をそのまま使えません。

ゴム弾性は負荷に応じて変形し、変形量がたいへん大きいという特長があり、一般的な弾性とは挙動が大きく異なります(超弾性とも呼ばれます)単純なご説明で恐縮ですが、指で押せば曲がる位で(CMタイプはこの柔らかさです!)使用する際の負荷で変形して接触面積が変わります。

変形したゴムの反発が研磨メカニズムにどう影響しているか、はっきり分かっておりませんが面接触になり、ゴムに練り込まれた砥粒が回転とゴムの反発でワークを削っていく(?)この変形の具合は研磨圧に応じて変わり、またワークとの角度でも変わってきます。
・・・同じ砥石でも使い方でワークへの作用が変わるため条件の一般化を難しくしています。弾性ゴム砥石ですので、従来高速回転で使用する研削盤でのご利用が難しかったこともデータ蓄積を難しくしています(※)。弾性体独自の理論が必要なのかもしれません。

※ ダイワライトで高速使用が可能になりました。

「いろいろ条件を変えて試してみて下さい」お願いしている。というのが答えになってしまいます。

※ 使用条件がいかに重要か、使い方で結果が大きく変わる。ということは様々な事例で痛感致します。

  • NC旋盤でのバリ処理で、「いい条件が見つかってワーク1万個できた」とのご連絡には(最初1桁違うのではと思った位ですが)、トップオーダーだとしても正直驚きました。
  • 「ワーク5、6個で半分に減ったけどこんなもんなの」との問合せをいただき
    「幾らでまわしたんですか?」 ⇒  A:「表示が1万だからそれで回した」
    「え! 回転数落としてみて下さい」 ⇒ A:「・・・困ったな、ボール盤位しかないかな」
    その後お電話で「1ヶ月持つよ!」 ・・・商売にならないと苦笑でした。
    (FCD450 シリンダー内面、穴バリ処理、φ20の球形)

※ 条件を変えただけで、寿命2倍、3倍というケースは決して珍しい例ではありません。

  • ゴム弾性で変形するため、負荷が強すぎても使えてしまうという面もあります。

Q:ツルーイング、ドレスのツールは、条件は?

  • 一般的な研削砥石やダイヤモンドホイル用の専用のツールは必要ありません。
    細かい条件設定も不要です。

※ ドレスが簡単にできることも、ご使用いただいているユーザー様にご好評です。

  • 回転数を下げて砥石を回転させ、角材にペーパーを巻いただけの簡単なものを当てるだけで可能です。
    市販のドレス用角砥石でも、両頭グラインダの使い古しの研削砥石の側面でもOKです。
  • 一定の形状精度が必要で、作業量が大きい場合にはダイヤモンド電着を用意してツルーイングにも使えば形状加工した形でご購入いただくよりもコストが下がります。

※ バインダーがゴムですので、点でなく面を当てるようにして、押し付けすぎて変形を大きくしないように気をつけて下さい。

Q:推奨の研削液

切削、研削に通常使用されている油性、水溶性の研削液・クーラントが使用できます。
大量に使用してかえって邪魔をしてしまうことがあります。
高速回転させないので、発熱も抑えられますのでセミドライでも可能です。
自由研削では乾式でのご利用も多いですが、ワークへのなじみがよくなる場合もあると思われます。

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