
ゴム砥石と一般的な砥石との違い
ゴム砥石は気孔がないため、脱落砥粒や切屑が少ない

一般的な砥石(気孔有り)

ゴム砥石(気孔無し)
ゴム砥石のメリット
- 難削材、高硬度脆弱材、ゴム、樹脂まで幅広い素材に対応
- 低速回転数でも使用が可能なので、発熱しにくく、加工物への負担が少ない
- ゴム弾性があることでレジノイド砥石やビトリファイド砥石と比較して研磨傷ができにくい傾向
- 削る(研削)と磨く(研磨)、研削研磨を同時に実現でき工程削減が可能
- 目詰まりしにくく、ドレスが不要
- ゴム弾性による均一化された研磨が可能により研磨傷ができにくい
- ツルーイングが容易なため、作業者が短時間で自在に形状を調整可能
- 研磨対象によく馴染むため、振動が少なく細かい作業が可能
- 削り過ぎることなく、作業ムラができにくい
- 結合剤がゴムなので砥石から出る粉塵が少ない
| 要素 | 一般砥石 | ゴム砥石 |
|---|---|---|
| 砥粒 | A、WA、C、CG、セラミック、ダイヤなど | |
| ボンド(結合剤) | レジノイド、ビトリファイド、電着、メタルなど | ゴム |
| 気孔 | あり | なし(自生作用により切り屑を排出) |



